昨日、3連休前の金曜日の夕方5時30分にNECリースが行った差し押さえは、この不況の中でも生き残ろうとしている会社の息の根を止めるような行為であり、許されるものではないと思います。
九十九電機は、秋葉原の中でも3本の指に入る老舗パソコン販売店であり、日本のITに多大なる貢献をしてきた会社だと思います。
もしNECグループ全体がこのような行為を認めたとしたら、NECという会社の未来のさきゆきも怪しいと考えざると得ないと思います。
なぜ、九十九電機がつぶれてはならないか?と言えば、それは次世代のパソコンが進むべきロボット技術を早くから育て、その部品の供給を行ってきた会社だからです。
さらに、九十九電機がつぶれるということは、パソコン部品を取り扱う他の販売店に与える影響が大きく、秋葉原やその他の電気店でも部品の取り扱いが減少してゆくことが心配されるからです。
秋葉原は従来は電気部品のメッカとして繁栄していましたが、90年代以降はパソコン販売が主流となり、多くの販売店が乱立しました。そして近年はヨドバシカメラなどの大型店が進出することで、小さな部品販売店や中古販売店は縮小を余儀なくされており、だんだんと部品販売が縮小傾向になってきています。
一方で店舗を持たないインターネット販売店が主流となりつつありますが、やはり部品を手にとって買えるお店が少なくなることは、日本の電子技術そのものの衰退につながってくるのはないかと危惧されます。
銀行やリース会社は、経済が悪くなればお金を引き上げ、自分の利益のみを守るという短絡的な考え方をするのではなく、苦しい時期こそ、安定な経営ができるように会社を支援し、育てていくような努力をしてこそ、日本経済全体が活性化してゆくのだと考えていただきたいと切に願うばかりです。
そして、ぜひ九十九電機の社員の方々には、あきらめずに再建をしていただきたいと願っています。
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